[ひとりごと] 2024.1.24

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本は大切に扱うものではあるけれど、腫物を触るような扱いをするようなものではない。むしろ読み込んだ形跡がある本の方がいいじゃないか。

と、思っていたのだけれど、腫物扱いせざるを得ないほど素敵な装幀の本を手に入れてしまった。

『隠居の日向ぼっこ』杉浦日向子

つい先日、ネット書店で見つけて買った古本(絶版/単行本)ですが、2006年発行(初版は2005年)とは思えない帯付きの美品。表紙(カバー)のデザインはあらかじめわかっていたけれど、実物を見てみると帯まで含めて実に丁寧で素敵な装幀なのです。単行本なのでカバーを外して本体のデザインもチェックしてみましたが、これまた素晴らしい。で、これが信じられないくらいの超極美品なんですから、これはもう「腫物」です。傷も汚れも付けたくない。

そんなわけで今は恐る恐る読んでますが、再読時には気を使わずに済むように、文庫(これも絶版)の古本購入を検討中です。

杉浦日向子 『隠居の日向ぼっこ』 | 新潮社
はこぜん、きせる、ふさようじ、ひごのかみ、はいちょう、へちま、ねんねこ、おひつ、ゆたんぽ、はたき……江戸から昭和の暮らしを彩った道具たち。いまも伝わる暮らしの小物や、懐かしい想い出のまつわる、いまはなき品々。四季折々の風
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