つながり

いまはもう連絡先もわからない友人や初恋の人…。

そんな彼らも今、この瞬間、同じ時間を、それぞれに、どこかで、過ごしている。

そんなふうにふと思い出すことも、立派な「つながり」だね。

相手の「今」を、具体的に知ることだけがすべてじゃないんだ。

柿の種

棄てた一粒の柿の種
生えるも生えぬも
甘いも渋いも
畑のよしあし

寺田寅彦

酒のつまみは柿の種
亀田 浪花屋 三幸製菓
ビール 焼酎 ウィスキー
組み合わせはお好みで

百鼠

賞味時期

つまらなくて最後まで読めなかった本を、数年後に読んでみたらとても面白かった。これは「読書あるある」の1つだけど、要するに「タイミング」の問題なのだ。

例えば修学旅行の時にはまったく興味を持てなかった神社・仏閣とか、若い頃には良さがわからなかった演歌も、時期をずらすと感銘を受けたりする。その時々の年齢・経験・環境…などによって、ものの捉え方が変わるからだ。

つまり、物事にはそれを一番おいしく味わえる「賞味時期」があるのだ。しかしそれは人それぞれに違い、本人もいつなのかわからない。ものによっては「期限」があって、ひょっとしたら気づかぬうちに過ぎてしまったものもあるかもしれない。

エッセイ

好きな作家のエッセイは、親友や憧れの人とのおしゃべりのようなもの。こちらが聞き手に徹する「一方通行」ではあるが、興味深い話をいろいろ聞かせてもらいながら、同じ場所で、同じ時間を過ごしているような気分になれる。作家と読者の適度な距離を保ちながら、親密な関係を構築できるのである。

風呂上がり

世に「気持ちのいいこと」はたくさんあるけれど、「風呂上がり」もそのひとつで、個人的にはかなり上位にくる。

さっぱり、そしていい香り。至福は「ひととき」であることも重要なポイントだ。