キャンサーギフト 礼文の花降る丘へ

キャンサーギフトとは、がんになったからこそ見つけた小さな輝き。残された日々に紡いだ思いを島の花たちの営みに重ねたフォトエッセー。
5年前から肺がんの治療を続けている礼文島在住の写真家・杣田美野里は、今年はじめに主治医から余命宣告を受けた。「仕事が生きがい」という著者が最後に選んだのは本を作ること。礼文島での30年に及ぶ活動の結晶である写真57点と、花と命を巡る18のエッセーが語りかけるものは——。

コルシア書店の仲間たち

1950年代の半ばに大学を卒業し、イタリアへ留学した著者は、詩人のトゥロルド司祭を中心にしたミラノのコルシア書店に仲間として迎え入れられる。理想の共同体を夢みる三十代の友人たち、かいま見た貴族の世界、ユダヤ系一家の物語、友達の恋の落ちつき先など書店の人々をめぐる情景を流麗に描いたエッセイ。

月金帳 2020 April-September 第1集

作家・石田千と画家・牧野伊三夫の往復書簡「月金帳」。港の人ホームページに好評連載中。第1集は、2020年4月から9月までを収める。 月金帳は、週の始まり「月」曜日と、週の終わり「金」曜日のたそがれに、交互にしたためられた小さな通信。 コロナの最初の嵐が吹き荒れ、人々が不安のなか家に閉じこもっていたころ、作家と画家の手紙のやりとりが始まった。 家の中と近所の散歩だけの日々を報告しあうふたりの話題は尽きない。 おいしいものが嬉しい。草花が美しい。日常こそがとうとい。 孤独の味わいも友情の滋味もよく知るふたりがつづる言葉の向こうには、あたたかな希望がほんのり灯っている。

幸せ気分

なんだかとっても幸せな気分だ。

今こうして暖かい部屋でブログを更新していることも、体に不調がないことも、明日が特に予定のない日曜日であることも、「何でもない何もかも」が幸せだ。