河童の三平

豊かな自然の中で、のびのびと育った少年三平と、河童・狸・小人・死神そして魔物たちが繰りひろげる、ユーモラスでスリリングな物語。

おじいさんやお父さんを連れ去ろうとする死神との滑稽なかけひき、さらには一転して、河童の大王ストトントノスの秘宝を求めての大アドベンチャーへと、この世と別世界にあいわたる、ファンタジー・ロマン。

「河童の三平」にかかわる諸作品を整理、再編集し、長編マンガにまとめ全一冊とした決定版。

わたしの金子みすゞ

カラーイラストと文章でマンガ界の巨匠が伝える、金子みすゞの世界。自然や子供たちの姿が、自身の体験を織り交ぜなら描かれる。解説 里中満智子

ちばてつやが、金子みすゞの詩21編をカラーイラストと文章で読み解く。空、風、海、雲、花、祭り、子どもたち、小鳥、虫や魚たち……。満州から日本への引揚者だった、ちば自身の幼いころの体験を織りまぜて、忘れかけていた日本の風景や生活を描き出す。人や自然のほんとうの美しさ、素晴らしさを漫画界の巨匠が思いを込めて読者におくる。

物語のあるところ 月舟町ダイアローグ

小説家の「ぼく」は、自分の描いた物語の中にある町「月舟町」におもむき、おなじみの登場人物たちと語り合う。主題は「物語とはなんだろう」。対話で深まる、ひと味違う物語論。