ふるい分け

「ふるい」にかける。

そこに「残る」ものと、そこから「落ちる」もの。

僕らはいつの間にか、ふるいに残った方にばかり価値があると、そう思い込んではいないだろうか。それが取り除かれた「不純(要)物」である場合を忘れてはいないだろうか。得るべきものがどちらにふるい分けられているのかを、きちんと判断できているだろうか。