ぐうわ【寓話】
教訓的・風刺的内容を擬人化した動物などに託して語る物語。
明鏡国語辞典 第三版より引用
寓話と言えばやはり「イソップ物語」だろう。実際、ほとんどの国語辞典が「例」として挙げている。一般的には子供が読むもの(読んでもらうもの)とされているが、コロナ問題のみならず、世界中(の人々)がおかしなことになっている今こそ、大人が読むべきだ。
イソップ寓話集 (岩波文庫)には471篇が収録されている。初めから、または順不同に読んでいくのもよし、寝る前に1篇ずつ471日かけて読むもよし。とにかく僕たち「大人」は今、いつのまにか忘れてしまった(失ってしまった)大切な何かを思い出さなくては(取り戻さねば)ならない。