本棚 櫛挽道守 Posted on 2021年2月7日 by 百鼠 櫛挽道守 posted with ヨメレバ 木内 昇 集英社 2016年11月18日頃 売り上げランキング : 幕末の木曽山中。神業と呼ばれるほどの腕を持つ父に憧れ、櫛挽職人を目指す登瀬。しかし女は嫁して子をなし、家を守ることが当たり前の時代、世間は珍妙なものを見るように登瀬の一家と接していた。才がありながら早世した弟、その哀しみを抱えながら、周囲の目に振り回される母親、閉鎖的な土地や家から逃れたい妹、愚直すぎる父親。家族とは、幸せとは…。中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞受賞作。 百鼠 百鼠 の投稿をすべて表示